この記事を読んでいるあなたは、
- インフルエンサー事務所に所属したい
- インフルエンサー事務所に所属するメリットを知りたい
- おすすめのインフルエンサー事務所について知りたい
上記のように考えている方も多いと思います。
この記事では、おすすめのインフルエンサー事務所や所属するメリット、選び方などについて紹介します。
インフルエンサー事務所とは
インフルエンサー事務所とは、InstagramやTikTokで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーが所属する事務所です。
事業内容として、インフルエンサーのキャスティングや、インフルエンサーを活用したマーケティング事業などがあります。
そのため、インフルエンサー事務所に所属し企業から評価されれば、PR案件の獲得や共同での商品開発などが期待できます。
依頼する企業側は、インフルエンサーのフォロワーに向けた自社商品・サービスのアピールが可能です。
インフルエンサー事務所の業務内容
インフルエンサー事務所の業務内容には、以下のようなものがあります。
- 企業案件の獲得及びインフルエンサーの仲介
- インフルエンサーのキャスティング
- インフルエンサーの教育
それぞれ解説していきます。
企業案件の獲得及びインフルエンサーの仲介
インフルエンサー事務所の主な事業として、インフルエンサーマーケティングによる企業のサポートがあります。
インフルエンサーマーケティングとは、影響力のあるインフルエンサーをキャスティングし、企業に沿った課題解決やサービスのPRを請け負う事業です。
そのため、インフルエンサー事務所は企業案件の獲得と、企業とインフルエンサーの仲介に入る役割を担っています。
個人で活動するよりも、実績やコネクションを持つインフルエンサー事務所の方が企業案件は獲得しやすいため、企業と一緒に仕事がしたい人は、事務所への所属をおすすめします。
インフルエンサーのキャスティング
企業の案件によって、親和性の高いインフルエンサーは異なります。
例えば、20代向けにコスメアイテムを販売している企業からの依頼の場合、TikTokやInstagramで20代女性のフォロワーが多いインフルエンサーと相性が良いと判断されます。
企業や依頼内容によって最適なインフルエンサーをキャスティングするのが、インフルエンサー事務所の重要な役割です。
もしインフルエンサー事務所にサポートを依頼する際は、売上や認知拡大に繋がるインフルエンサーマーケティングを実施するために、キャスティングは慎重に検討しましょう。
インフルエンサーの教育
所属するインフルエンサーの指導をおこなうのも重要な役割の一つです。
インフルエンサー事務所に所属する人材は、最初から多くのファンを抱え、影響力があったわけではありません。
事務所に所属してから教育を受け、これまでの実績や経験から蓄積されたノウハウを活用しながら少しずつ成長していきます。
もしインフルエンサー事務所に所属したい人がいれば、事務所の教育力や実績に注目して選定しましょう。
今はフォロワーが少なくても、事務所の指導次第でトップクラスのインフルエンサーになれる可能性もあります。
インフルエンサー事務所に所属するメリット
インフルエンサー事務所への所属は、主に以下のようなメリットがあります。
- 企業案件を獲得しやすくなる
- ファンの獲得方法などのノウハウを教えてもらえる
- トラブルや契約の対応をしてもらえる
これからインフルエンサー事務所に所属したいと考えている人は、判断材料として参考していただければと思います。
企業案件を獲得しやすくなる
インフルエンサー事務所は、過去の実績が評価され企業案件を多く抱えています。
個人の場合、数万人のフォロワーがいないと企業側から直接依頼されることは期待できません。
ただインフルエンサー事務所の場合は、フォロワー数が少なくても事務所が企業案件を取ってくるため、企業のプロモーションに関われる可能性があります。
現在インフルエンサーとして活動している人の中で、企業からの依頼が来なくて悩んでいる人は、インフルエンサー事務所への所属を今後の働き方の選択肢として入れておくと良いでしょう。
ファンの獲得方法などのノウハウを教えてもらえる
インフルエンサー事務所に所属すると、長年の経験から蓄積されているノウハウを教えてもらえます。
例えば、TikTokを専門に企業のマーケティング支援をおこなっている事務所の場合、TikTokのトレンドやフォロワーの伸ばし方、ファンとのコミュニケーションの取り方などに精通しています。
個人で活動していると経験の数が少なく、学べる機会も限られるでしょう。
ただインフルエンサー事務所の場合は、複数のインフルエンサーが所属しており、企業案件を短期間に何件もこなせます。
そのため、経験の数と比例して社内にインプットされるノウハウの量も多くなります。
短期間にインフルエンサーとしての影響力を伸ばしたい人は、事務所でノウハウを学ぶのがおすすめです。
トラブルや契約の対応をしてもらえる
万が一トラブルに巻き込まれた場合でも、インフルエンサー事務所に所属していれば事務所側が対応してくれます。
自分に非がなかった場合でも、アンチの悪質なコメントや嫌がらせは避けられません。
事務所に所属していれば、もしトラブルに巻き込まれても、事務所に相談すれば適切な処置をおこなってくれます。
また、企業側との契約の対応も事務所が肩代わりしてくれます。
個人で活動する場合はすべて自分で背負わないといけないため、事務所に一任できるのは、インフルエンサー活動に集中するうえでも大きな利点でしょう。
インフルエンサー事務所に所属するデメリット
インフルエンサー事務所への所属際には、以下の注意点を認識しておきましょう。
- 事務所にマージンを支払う必要がある
- 事務所の方針に従わなければいけない
- インフルエンサーの行動に制限がかかる場合がある
所属してから後悔しないように、契約前には注意点の再確認をおすすめします。
1.事務所にマージンを支払う必要がある
インフルエンサー事務所に所属している状態で企業案件を受けた場合、事務所側に一定の料金を支払う必要があります。
企業案件が取りやすい分、TikTok事務所に所属していると、インフルエンサーが得られる収入は個人に比べて低くなってしまう可能性が高いです。
もし収入面を一番に重視したい場合は、個人で活動した方がマージンを取られないため、収入は多く見込めるでしょう。
インフルエンサー事務所に所属するか迷ったときは、事務所で得られるノウハウや影響力とデメリットを比較したうえで、後悔のないように検討しましょう。
2.事務所の方針に従わなければいけない
インフルエンサー事務所の方針によっては、活動内容が限定される場合があります。
例えば、インフルエンサーが注目を浴びるためにやや過激な企画の投稿をしたくても、事務所側がNGであれば自分の意思を反映した活動はできません。
受けられる企業案件においても、インフルエンサー側が受けたい内容と、事務所から任せられる案件で乖離があるケースも考えられます。
そのため、所属を検討している事務所の評判や事業内容をチェックし、自分とのマッチング度合いを確認しましょう。
3.インフルエンサーの行動に制限がかかる場合がある
事務所によっては、インフルエンサーに対してノルマを課す場合があります。
例えば、投稿数にノルマが課せられていると、自分のペースでSNSでの活動をおこなえないリスクがあります。
ノルマはインフルエンサーを成長させる効果もありますが、自分らしく表現活動を進めていきたい人は、ノルマのある事務所への所属は避けましょう。
おすすめインフルエンサー事務所10選
おすすめのインフルエンサー事務所を10社紹介します。
気になる事務所があれば、ホームページを確認して応募条件などを確認してみましょう。
- studio15
- UUUM
- KETEL
- Find Model
- 3MINUTE
- VAZ
- クロスリング
- INFLUENCER CLOUD
- #GROVE
- Natee
それぞれ特徴を踏まえて紹介していきます。
studio15
出典:https://studio15.co.jp/
studio15は、TikTokに特化したプロダクションとしてクリエイターマネジメントからプロモーションまでをワンストップで提供する企業です。
所属クリエイター数は約100人で、総フォロワー数は2,000万人を誇ります。
クリエイターの募集も積極的におこなっており、クリエイターの「やりたい」を叶える幅広くサポートしてくれます。
TikTokのインフルエンサーとして着実に成長していきたい人におすすめです。
UUUM
出典:https://uuum.jp/
UUUMは、ヒカキンやはじめしゃちょーなどのトップクラスのYouTuberが多数所属する企業です。
さまざまなクリエイターがクオリティの高いコンテンツを発信し続けるために、最適な環境作りをしています。
またコンプライアンスを遵守したコンテンツ制作に関するアドバイスや、グッズ販売、企業のPR案件の紹介など総合的にサポートしてくれます。
YouTubeを主戦場としたインフルエンサーになりたい人におすすめです。
KETEL
出典:https://ketel.tokyo/
KETELは、クライアントのオーダーに沿ったプランの企画や設計、キャスティングなどワンストップで提供する企業です。
少数精鋭のモデルや俳優、アーティストが所属しています。
若者に向けたプロモーションや映像制作を得意としており、SNS世代に向けた新しいコンテンツカンパニーであり続けることをモットーにしています。
若者世代に向けたプロモーションに関わっていきたい人におすすめの事務所です。
Find Model
出典:https://about.find-model.jp/
Find Modelは、アサインが可能なインフルエンサーを6,000人抱えている企業です。
リーチ数1億8,000万人を超えるインフルエンサープラットフォーム「Find Model」を運営しており、10,000件以上の実績があります。
主にInstagramのインフルエンサーマーケティングに強みを持っています。
Instagramでインフルエンサーとして活躍したい人におすすめです。
MICSIS
出典:https://micsiscorp.com/
MICSISは、インフルエンサーを目指す人に活動のプロデュースから企業タイアップまであらゆる角度からサポートをしてくれる企業です。
インフルエンサーのプロデュースやマネジメントはもちろん、イベントの企画やファングッズの作成など、サポートが充実しています。
未経験からインフルエンサーを目指したい人におすすめの事務所です。
VAZ
出典:https://vaz.tokyo/
VAZは、YouTubeやTikTokで活躍するタレントが所属する企業です。
所属するインフルエンサーは40名で、総フォロワー数は2,800万人を超えます。
また、YouTubeを通じてエンターテイメントを創るタレントの育成に力を入れており、マンツーマンのサポートも受けられます。
YouTubeやTikTokで活躍したい人におすすめの事務所です。
クロスリング
出典:http://winsta.jp/
クロスリングは、ファッションや美容カテゴリーで影響力のある女性インフルエンサーと企業をつなげるための登録サイト「Winsta」を運営する企業です。
Winstaに登録すれば、企業のブランディングやPR案件のオファーを受けられます。
誰でも簡単に登録できるため、InstagramやYouTubeアカウントを持っている人は、力試しに応募してみても良いかもしれません。
INFLUENCER CLOUD
出典:https://emolva.tokyo/influencer/
INFLUENCER CLOUDは、EMOLVAが運営する国内最安値級のキャスティングサービスです。
1,500人のインフルエンサーとパートナー契約を結んでおり、美容系やコスメ系のプロモーション実績が多数あります。
女性向けブランドや商品のプロモーションに関心のある人におすすめです。
#GROVE
出典:https://grove.tokyo/
#GROVEは、個性豊かなクリエイターが多数所属する企業です。
主戦場をTikTokやYouTubeにしているクリエイターが多く、総フォロワー数は4,000万人を超えます。
また個性を大切にする文化があり、クリエイターの創作活動を全面的にサポートしてくれます。
自分の特徴を最大限に活かしたい人におすすめです。
Natee
出典:https://natee.jp/
Nateeは、TikTokとクリエイターの力によって独自性の高い価値を提供する企業です。
ライフスタイルブランドやコスメブランドとのタイアップ実績が豊富で、TikTokを活用したインフルエンサーマーケティングを強みとしています。
またクリエイターエコノミーへの挑戦として、積極的な採用活動の強化をおこなっています。
TikTokでインフルエンサーとしての活動に挑戦したい人におすすめの事務所です。
インフルエンサー事務所に所属する方法
インフルエンサー事務所に所属する方法は、主に3つあります。
- 自分から応募する
- 開催されているオーディションを受ける
- スカウトを受ける
それぞれ解説していきます。
1.自分から応募する
インフルエンサー事務所のホームページを確認すると、所属タレントを募集案内を確認できます。
応募フォームに必要な情報を入力し、採用試験を受けられる場合は、数日経ってから事務所から連絡が来ます。
ただ、事務所によっては応募フォームが用意されていない場合もあるでしょう。
その時は、掲載されているメールアドレスや電話番号から応募を試みるのがおすすめです。
積極性が好印象を受け、採用に一歩前進する可能性もあります。
2.開催されているオーディションを受ける
インフルエンサー事務所によっては、所属するタレントを募集するために定期的にオーディションを開催しています。
オーディションの案内は、各事務所のホームページやSNSで確認が可能です。
オーディションで事務所から求められる課題をクリアすれば、事務所に所属する権利を貰えます。
また、応募条件はオーディションによって異なりますが、一般人でも応募できるケースがあります。
自分で応募するよりも条件があるためハードルは高いですが、応募する際は詳細をチェックして応募資格があるか確認しましょう。
3.スカウトを受ける
SNSでの活躍が評価され、事務所からスカウトされるケースもあります。
ただスカウトされるには、一定数のフォロワー数や数値では表せられない魅力が必要です。
スカウトされるには、フォロワー数はもちろん、他のインフルエンサーにはない独自の世界観を意識した情報発信を意識しましょう。
運が良ければ、事務所の目に留まりスカウトに繋がる可能性があります。
とはいえ、スカウトされるハードルは高いため、応募やオーディションへの参加が賢明です。
インフルエンサー事務所を選ぶ際の注意点
インフルエンサー事務所を選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
- 目立った実績があるか確認する
- 所属しているインフルエンサーの数や質をチェックする
- 悪質な事務所からの勧誘に注意する
それぞれ解説していきます。
目立った実績があるか確認する
インフルエンサー事務所の実績は、今後の将来性や事務所としての優秀さを表します。
実績の数が少なく、著名な企業と取引していない事務所は、今後企業案件を複数取ってこれる保証はありません。
インフルエンサーとしての将来性に蓋をしないために、所属する事務所は実績に注目して慎重に選びましょう。
所属しているインフルエンサーの数や質をチェックする
有名なインフルエンサーが所属するインフルエンサー事務所は、事務所としての魅力があると予想できます。
例えば、フォロワーが100万人以上いるインフルエンサーは、実績が少なく企業案件の獲得が期待できない事務所には長期間所属しないでしょう。
そのため、所属しているインフルエンサーの数や質を確認すれば、事務所のレベルもおおよそ把握できます。
実績はもちろん、所属タレントにも注目して事務所選びをおこないましょう。
悪質な事務所からの勧誘に注意する
SNSを運用していると、メッセージで事務所からスカウトがくることがあります。
ただし、アカウントのプロフィールに公式ページのリンクが貼ってなく、スカウトした理由など詳細な内容が書かれていないメッセージには注意しましょう。
インフルエンサー事務所を偽装し、あなたの個人情報を盗み取ろうとしている悪質な業者の可能性があります。
怪しいスカウトメッセージが届いた際は、こちらからメッセージに返答はせず、しばらく様子を見ましょう。
まとめ:インフルエンサー事務所は実績や評判をチェックして所属するか決めよう
今回は、おすすめのインフルエンサー事務所や所属するメリット、選び方などについて紹介しました。
インフルエンサー事務所によって、得意とするSNSや事業内容が異なります。
自分がどんなインフルエンサーになりたいか明確にしたうえで、メリットや注意点を確認しつつ所属したい事務所を選ぶと、後悔のない選択ができます。
今回紹介した選び方やインフルエンサー事務所を、今後の参考にしていただければと思います。