最近では、ライブ配信が人気を集めており、たくさんのライバーが活躍しています。
しかし、ライブ配信を見ていると、人気ライバーは女性であることが多いことがわかります。
この記事を読んでいるあなたは、男性でもライブ配信で稼ぐことができるのか?と考えているかもしれません。
結論として、男性でもライブ配信で稼ぐことは可能です。
この記事では、ライブ配信の収入の目安や稼ぐコツ、男性でも稼ぎやすいライブ配信アプリについて解説していきます。

男性でもライブ配信で稼げる?
結論として、男性でもライブ配信で稼ぐことは可能です。
ライブ配信ではどれくらい稼ぐことができ、どのくらい男性配信者の需要があるか気になる人も多いでしょう。
- ライブ配信で稼げる収入の目安
- 男性配信者の需要
それぞれについて詳しく説明します。
ライブ配信で稼げる収入の目安
初心者ライバーの平均年収はおよそ数千円〜数十万円となっています。
趣味や副業としてライブ配信をしている人がほとんどで、大半のライバーがこの平均収入内で活動しています。
中堅ライバー・トップライバーともなると、年間100万円〜1000万円、もしくはそれ以上稼ぐライバーもいますが、ライバーの仕事だけで生計を立てられる人はごく一部です。
トップライバーを目指すなら、知名度や人気度を上げ、視聴者数を増やすことを目標にしましょう。
これからライブ配信を始めるという人は、まずは月数万円を目指して頑張ってみると良いでしょう。
男性配信者の需要
ライブ配信では女性が多く活躍しているイメージを持たれていますが、男性ライバーの需要も高まりつつあります。
実際に、ライブ配信アプリの上位ランキングを見てみると、男性もランクインしています。
男性ライバーが少ないライブ配信アプリも多くありますが、ライバルとなる男性がいないことで逆に注目を集めやすく、人気になれる可能性が高くなります。
男性ライバーはイケメンじゃないと人気が出ないのでは?と思っている人が多いですが、顔に自信がなくても、トーク力や何らかの特技がある男性というのは、好まれやすい傾向にあります。
ライブ配信で収入を得る仕組み
ライバーの中には、ライブ配信の収入だけで生計を立てている人もいます。
ライブ配信で収入を得ている人は、どのように稼いでいるのか気になる人も多いでしょう。
ライブ配信で収入を得る仕組みとして、以下の2つがあります。
- ギフト(投げ銭)をもらう
- 配信時間に応じた報酬(時給)をもらう
それぞれの仕組みを詳しく説明します。
ギフト(投げ銭)をもらう
収入の基本となるのが視聴者からのギフト(投げ銭)です。
投げ銭といっても、ライバーにお金を直接振り込むわけではなく、アプリ内でアイテムを購入し、応援したいライバーに贈る仕組みです。
同じ視聴者が何度も投げ銭をしてくれたり、高額なアイテムを贈ってくれたりする場合もあるため、視聴者数が少なくても、熱心に応援してくれるファンがいれば稼ぐことができます。
ちなみに、アイテムの価格は数十円~数万円ですが、受け取ったアイテムの金額の全てがライバーの収入になるわけではありません。
なぜなら、換金時にアプリ運営会社の手数料が引かれるため、ライバーの手元に残るのは金額の20~50%ほどだからです。
還元される金額の割合はライブ配信アプリやライバーのランクなどによって異なります。
配信時間に応じた報酬(時給)をもらう
一部のライブ配信アプリには、配信時間に応じた報酬(時給)をもらえる制度が存在します。
時給制度があるライブ配信アプリには、一定の獲得アイテム数を超えれば時給が発生するアプリと、アイテムが貰えなくても時給が保証されているアプリがあります。
時給制度があるライブ配信アプリは多くの場合、獲得アイテムの量に応じて時給が変化し、時給が3,000円以上になるケースもあります。
一方、アイテムが貰えなくても時給保証されるアプリでは、1000円前後の時給が保証されています。
また、時給がもらえるのは優良事務所に所属しているライバーのみというライブ配信アプリもあるため注意が必要です。
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点
ライブ配信で稼いでいる男性には、どのような特徴があるのでしょうか。
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点として、以下の3つがあります。
- 知名度が高い
- 独自の強みがある
- 配信時間が長い
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
知名度が高い
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点として、知名度が高いことが挙げられます。
YouTubeやSNSでの活動実績があるなど、もともとの知名度があると、SNSで告知をするだけでライブ配信を見に来てくれます。
一方で、無名の人がライブ配信をしていても、固定のファンがつくまでは一人で話し続けなくてはいけないため、はじめから知名度が高いというのはそれだけで大きなアドバンテージになります。
ライブ配信の収入源は視聴者からのギフト、つまり直接的な課金ですので、よく知らない人の配信にはお金を払おうとは思いません。
そのため、最初は無名だった人でも、生活費が稼げる頃には高い知名度があるのが普通です。
よって、ライブ配信で稼いでいる人=知名度が高いという構図が出来上がっています。
独自の強みがある
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点として、独自の強みがあることが挙げられます。
ライブ配信アプリによって異なりますが、男性がライブ配信で稼ぐには突出したなにかが必要です。
例えば、17LIVE(イチナナ)では、お笑い芸人やホストなど、なにかしらの肩書がある男性が人気を得ている傾向があります。
必ずしも芸能人であったりイケメンであったりする必要はありませんが、雑談をしているだけで稼げるとは思わないほうが良いです。
配信時間が長い
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点として、配信時間が長いことが挙げられます。
ライブ配信で稼いでいるライバーの多くは、「1日3時間以上配信している」または「軌道に乗るまでは毎日3時間以上配信していた」など配信時間を多く確保しています。
なぜなら、配信時間が長い方が、多くの人の目に留まる確率が高くなるためです。
また、一部のライブ配信アプリでは、長時間配信をすることでおすすめ欄に載ることができます。
おすすめ欄に表示されれば、さらに多くの人の目に留まるため、新しいファンを獲得できる可能性が上がります。
男性がライブ配信で稼ぐためのコツ
ライブ配信で稼いでいる男性の共通点を踏まえ、男性がライブ配信で稼ぐためのコツとして、以下の5つがあります。
- 自分にしかない強みを見つける
- 視聴者と積極的にコミュニケーションをとる
- SNSを活用する
- 投げ銭サービスを利用する
- ライバー事務所に所属する
それぞれのコツについて、詳しく説明します。
自分にしかない強みを見つける
男性がライブ配信で稼ぐには、自分にしかない強みを見つけることが必要です。
なぜなら、ライブ配信でただ話すだけでは少し魅力が足りないためです。
そのため、自分にしかない強みを見つけて、戦略的にファンを増やしていくことが必要です。
自分にしかない強みがわからない人は、以下の見つけ方を参考にしてみてください。
- 過去の成功体験を探る
- 家族や友人に聞いてみる
- 情熱を持って取り組んだことを思い出す
また、おすすめに載っている人気ライバーの配信を見に行ってみることもおすすめです。
配信内容をそのまま真似するだけでは、人気になるには難しいですが、自分の戦略づくりのヒントになるかもしれません。
視聴者と積極的にコミュニケーションをとる
男性がライブ配信で稼ぐには、視聴者と積極的にコミュニケーションをとることが必要です。
ライブ配信では、視聴者の承認欲求や親和欲求を満たしてあげることが求められます。
- 視聴者からコメントが来たら、読み上げ、そこから話題を広げる
- 視聴者のリクエストに応える
- 視聴者が投げ銭をくれたら、個別のメッセージや掛け声などのサービスをする
- 視聴者の名前を呼ぶ
誰でも、自分を尊重してもらうのは嬉しいものです。
そのためには、視聴者にスポットライトを当てることが必要です。
一方で、「稼ぎたい」という自分の欲を全面に出してしまうのはおすすめしません。
そのような空気が視聴者に伝わると、応援する気持ちは萎えてしまいます。
SNSを活用する
男性がライブ配信で稼ぐには、SNSを活用することが必要です。
なぜなら、ライブ配信アプリは基本的にその時間帯に配信している人が自動的に表示されるだけで、集客が難しいためです。
XやinstagramなどのSNSを利用すれば、あなたのことを知らない人たちにもアピールできますし、ファンになってくれる人もいるかもしれません。
SNSでライブ配信予定を告知することで、あなたのフォロワーを集客できます。
また、ライブ配信をするにはまとまった時間が必要ですが、SNSの更新はもっと手軽に行えます。
そのためライブ配信をしない日は何か投稿をするなど、忘れられないための努力もできます。
ライブ配信では見せないプライベートな雰囲気を出すこともポイントです。
投げ銭サービスを利用する
男性がライブ配信で稼ぐには、投げ銭サービスを利用することも1つの方法となります。
ライブ配信アプリでは、受け取ったアイテムの金額が、そのままライバーの収入になるわけではありません。
換金時に運営会社の手数料が引かれるため、ライバーの手元に残るのは金額の20~50%ほどです。
そこで、収益アップを狙うなら、クリエイター向けの投げ銭サービスDoneru(どねる)の利用がおすすめです。
出典:https://doneru.jp/
Doneruの投げ銭還元率は90%以上で、クリエイターへの還元が多い投げ銭サービスとなっています。
また、利用にあたって登録者数や視聴時間の制限はなく、配信を始めたその日から収益化が可能です。
それに加え、フォローや投げ銭があったときに、画面上にエフェクトを表示させるなど、配信画面を独自カスタマイズできる機能もあります。
投げ銭サービスを上手に活用して、収益アップを狙いましょう。
ライバー事務所に所属する
男性がライブ配信で稼ぐには、ライバー事務所に所属することも1つの方法となります。
ライバー事務所の中には、時給制度や特別報酬、ボーナスなどの事務所独自の報酬システムを設けているところがあります。
そのため、ライバー事務所へ所属することで、ライブ配信アプリでの収入と合わせて、事務所からの報酬を貰うことにより、さらに高収入が狙えます。
また、ライブ配信に関するサポートや、ライブ配信以外の仕事を受けられるなど、多くのメリットがあります。
トップライバーを目指すなら、ライバー事務所に所属した方が成長が早いでしょう。
男性配信者でも稼ぎやすいライブ配信アプリ8選
男性ライバーでも稼ぎやすいライブ配信アプリとして、以下の8つがあります。
- ふわっち
- Pococha(ポコチャ)
- Spoon(スプーン)
- IRIAM(イリアム)
- BIGO LIVE(ビゴライブ)
- 17LIVE(イチナナ)
- YouTube
- Twitch(ツイッチ)
それぞれのライブ配信アプリについて、詳しく紹介します。
ふわっち|収益還元率が高い
出典:https://whowatch.tv/
ふわっちは、収益還元率が高いライブ配信アプリです。
投げ銭(有料アイテム)の還元率が50%〜60%ほどで、他のライブ配信アプリに比べると高めに設定されています。
それに加えて、ランキングにランクインすることで配布されるポイントがライバーの収益源となります。
また、飲酒しながらの配信が許可されていたり、リスナーが匿名でコメントできたりするなど、規制が少なく自由度の高いアプリとしても知られています。
Pococha(ポコチャ)|時給制でも稼げる
出典:https://www.pococha.com/ja-jp
Pocochaは、投げ銭だけではなく、時給制も取り入れているライブ配信アプリです。
最低ランクでも時給が発生するため、最初から収益化を狙っている方におすすめです。
それに加えて、コメント数やリスナー数、視聴時間などに応じたボーナスがもらえる制度もあります。
また、Pocochaには、コミュニティーが広く活動の幅が広いという特徴があります。
主にライバーとリスナーもしくは、リスナー同士の交流など、さまざまなコミュニティーが形成されています。
Spoon(スプーン)|顔出しなし・声だけで稼げる
出典:https://www.spooncast.net/jp
Spoonは、ラジオ配信に特化したライブ配信アプリです。
リスナーからのギフト等をもとに算出される「ポイント」により基本的な収益が決まります。
Spoonには、以下の3つの機能があります。
- LIVE機能:リアルタイムで配信をしてリスナーとコミュニケーションが取れる機能です。
- CAST機能:事前に音声を録音して配信する機能です。何度も録り直しができるため、リアルタイムで失敗したくない方に適しています。
- TALK機能:音声掲示板のような機能です。リスナーと音声でやり取りができます。
これらの機能から、自分が配信したい手段を選ぶことができます。
IRIAM(イリアム)|Vライバーとして稼げる
出典:https://www.live.iriam.com/
IRIAMは、バーチャル配信に特化したライブ配信アプリです。
視聴者からの「ギフト」等をもとに算出される「応援ダイヤ」と、ライバーとしてのランク(コミュニティランク)、配信時間によって支給される「時間ダイヤ」により収益が決まります。
ライブ配信をはじめる際、イラストを1枚用意するだけで、Vライバーとしてすぐに活動を始めることができます。
イラストをAIが自動的に動かすため、バーチャルキャラクターになりきってライブ配信ができます。
BIGO LIVE(ビゴライブ)|海外ユーザーも多い
出典:https://www.bigo.tv/ja/
BIGO LIVEは、150か国でサービスを提供しており、世界的に人気のあるライブ配信アプリです。
海外リスナーが多く、国内だけではなく、海外向けにもライブ配信をしたい人におすすめです。
BIGO LIVEは、ライブ配信の種類やイベントが豊富で、ライバーもリスナーも新鮮なライブ配信が楽しめます。
海外サービスのため、ギフトの換金にはドル($)が用いられています。
そのため、獲得したギフトを換金するタイミングは為替市場をチェックしながら決めましょう。
17LIVE(イチナナ)|配信ジャンルが豊富
出典:https://jp.17.live/
17LIVEは、配信ジャンルが豊富なライブ配信アプリです。
ライバーはいくつかの配信ジャンルに分かれてスコアを上げる仕組みになっています。
ファンを集めるためには自分に合ったジャンルを選択することが欠かせません。
新人枠や専門系などさまざまなジャンルがありますが、「音楽」「雑談」「ゲーム」の3つが人気・激戦となっています。
17LIVEでは投げ銭やボーナスポイント、イベントの入賞特典、アーミー(ファンクラブのようなシステム)などで収益が計算されます。
YouTube|非常に認知度の高いプラットフォーム
出典:https://www.youtube.com/
YouTubeは、Google社が提供しているアプリで、もともと動画配信サービスとして提供されており、非常に認知度の高いプラットフォームです。
2011年からライブ配信ができるようになりました。
YouTubeで配信をしているライバーは、ライブ配信のみを行うというより、動画投稿と合わせて配信も行うという人が多いです。
また、Youtubeのチャンネルを収益化するには、下記の条件を満たす必要があるため、注意が必要です。
- チャンネル登録者数500人以上
- 直近90日間にアップロードした動画が3本以上
- 公開動画の総再生時間が直近12ヵ月で3000時間以上または公開したショート動画の総視聴回数が直近90日間で300万回以上
これらの条件を満たせば、ライブ配信で視聴者からSuper Chat(投げ銭)を受け取ることができます。
Twitch(ツイッチ)|ゲーム配信に特化
出典:https://www.twitch.tv/
Twitchは、ゲームのライブ配信が中心のプラットフォームで、ゲーム配信に特化した機能などが提供されています。
現在は月間利用者数が1億人を突破し、ゲーム実況というジャンルに限定すれば、利用者数はYouTube以上です。
Twitchは、過去30日間で合計500分以上、7日以上の配信、平均3人以上の同時視聴者、50人以上のフォロワーという条件を満たせば収益化が可能です。
視聴者からの投げ銭のほか、広告収益を得ることができます。
ライブ配信で稼ぎたい男性のよくある質問
ライブ配信で稼ぎたいと考えている男性からのよくある質問をまとめました。
- 男性ライバーの人気ランキングは?
- ライブ配信に必要な機材は?
それぞれの質問について詳しく説明します。
男性ライバーの人気ランキングは?
ライブ配信アプリPocochaでの人気男性ライバーTop3をまとめましたので、ご覧ください。
ランキング | ライバー名 | フォロワー数 |
---|---|---|
1位 | FUYU✖️🥁🚀🗣 | 5,995人 |
2位 | しの丸🙆♂️ | 3,527人 |
3位 | 🎆699発‼️のくるり^_^ | 2,614人 |
上記の内容は調査時点の情報です。
ライブ配信が人気であるほど、収入も大きくなります。
ライバーは月数十万円を稼ぐことも可能で、トップライバーになると月収100万円以上を稼いでいる方も多くいます。
ライブ配信に必要な機材は?
ライブ配信で稼ぐためには、高品質な配信をする必要があります。
質の高いライブ配信には、以下のようなアイテムが役立ちます。
- Wi-Fi:ライブ配信には、安定したネット環境が必須
- スマホスタンド:長時間のライブ配信でも快適な姿勢を維持でき、両手を自由に使える
- 照明:自分の顔色を明るく見せたり、背景を演出したりできる
- マイク:高音質なマイクを使用すれば、自分の声をクリアに伝えられるため、視聴者に良い印象を与えられる
これらの機材を用意し、ライブ配信の準備を完璧にしましょう。
男性がライブ配信で稼ぐ方法まとめ
ライブ配信では女性が多く活躍しているイメージを持たれていますが、男性配信者で稼いでいる人がいないわけではありません。
楽器演奏や男性向けメイクなど、自分ならではの強みを生かして、本業以上の収益を上げている人も存在します。
男性がライブ配信で稼ぐために重要なのは、戦略です。
- 自分にしかない強みを見つけ、配信内容を決める
- 自分に合うライブ配信アプリを選ぶ
- 視聴者と積極的にコミュニケーションをとる
- SNSを上手に活用する
ライブ配信で稼ぐためにはこのような戦略が求められます。
しっかりと考えた上でライブ配信をおこない、投げ銭サービスやアプリを上手に活用して、ライブ配信で稼げるようになりましょう。
