この記事を読んでいるあなたは、
- TikTokとYouTubeの違いを知りたい
- TikTokとYouTubeの収益や認知度の違いを知りたい
- TikTokからYouTubeにファンを誘導させる方法を知りたい
上記のように悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、TikTokとYouTubeの違い、TikTokからYouTubeにファンも誘導させる方法を解説していきます。
TikTokとYouTubeの違いとは
TikTokとYouTubeはまったくの別物で、1番の違いは動画の尺の長さです。
また、収益や集客の仕方が異なるほか、動画を作る労力も違います。
- TikTokとは
- YouTubeとは
それでは、TikTokとYouTubeの違いを詳しくみていきましょう。
TikTok
TikTokとは、Bytedanceが提供しているスマホ向けの動画共有サービスになります。
特徴としては、15~60秒ほどの短い動画を簡単に配信できる点です。
しかも初心者でも高クオリティかつインパクトのある動画を作成することができるため、好奇心旺盛な若い世代に圧倒的人気を誇っています。
また、TikTokの動画はランダムでさまざまなクリエイターの動画が表示されたりと幅広い集客効果があり、1つだけでも人気の動画ができれば一斉に広まり、どんどん有名になっていくことでしょう。
YouTube
YouTubeとは、アメリカのオンライン動画共有サービスです。
特徴は、TikTokのような短い動画や、逆に何時間もの長い動画を配信することができます。
動画の編集は編集サイトやアプリなどを駆使し、試行錯誤しながら行う必要があるため、人気になるためには編集技術が必要。
YouTubeをいきなり始めたとしても、認知度がなければほとんど視聴してもらえないため、コツコツ投稿していく忍耐力が必要となってきます。
しかし、登録者数が増えて視聴回数が上がれば収益になるため、YouTuberを職業として生活している人も多いです。
TikTokとYouTubeの収益事情
TikTokやYouTubeなどの動画共有サービスの収益方法は、
- 広告収入
- 企業案件
- 投げ銭
- アフィリエイトサービス
などが存在しますが、1番は広告収入で稼ぐことができます。
しかし、TikTokは収益化が難しいと言われており、YouTubeに移行するのが現状です。
ではなぜYouTubeは稼げてTikTokでは稼げないのか、
- TikTokは収益化が難しい
- YouTubeは収益が発生する
上記2点について、詳しくみていきましょう。
TikTokは収益化が難しい
TikTokで収益化が難しいとされている点が、運営側から選ばれたユーザーしか収入を得ることができないことが原因のひとつです。
また、具体的な収入化の条件発表がないため、どのくらい人気を集めればいいのかもわかりません。
某人気YouTuberでさえも、TikTokは集客効果のためだけに使っていることもあり、収入は雀の涙程度なのでしょう。
2021年に投げ銭チャットが実装されましたが、年齢層が若いためあまり期待できない現状です。
しかし、クリエイターのやる気を上げてTikTokを盛り上げるためにも、今後はさまざまな収入方法が増えてくる可能性はあるでしょう。
YouTubeは収益が発生する
YouTubeの場合は、TikTokと違い広告収入を得るためのハードルがはっきりと提示されています。
それは「チャンネル登録者数1000人以上、再生時間4000時間以上」が条件です。
チャンネル登録者数が1000万人超えのYouTuberと比較すると、ハードルが低いと感じるかもしれません。
TikTokとは違い、ハードルをクリアすれば以下のさまざまな方法で収入を得られます。
- 動画の最初や途中、最後に広告を出す「広告収入」
- 視聴者がYouTuberに直接寄付できる機能「スーパーチャット」
- 一定の月額料金を払うことで、好きなYouTuberを支援できる「YouTubeチャンネルメンバーシップ」
ほかにも会員制のビジネスや自社商品の販売などを始めることで、YouTubeの収入源は無限大といっていいでしょう。
TikTokとYouTubeのファンの獲得事情
ファンの獲得は有名クリエイターになる第一歩となりますが、TikTokとYouTubeでは大きな差があることがわかりました。
- TikTokは認知度を上げやすく、ファンを獲得しやすい
- YouTubeは知名度を上げるのが難しく、ファンを獲得しにくい
それではTikTokとYouTubeのファン獲得の違いを、詳しく解説していきます。
TikTokは認知度を上げやすく、ファンを獲得しやすい
TikTokは動画が短時間でより多くの動画を視聴できることが、ファンの獲得に繋がっています。
クリエイターも動画を作る手軽さから、継続して投稿できるのもファンの獲得理由のひとつと言えます。
また、TikTokを日常的に利用している人は、2021年時点で10万人にのぼったことが明らかになっており、これはYouTubeの半分の数字です。
しかし、半分の数字でもファンを獲得ができるのは、TikTokの強みである短時間かつ手軽に視聴できるのが理由でしょう。
若い世代がよく利用しているのもあり、ファンになりやすい影響を持ちます。
YouTubeは知名度を上げるのが難しく、ファンを獲得しにくい
YouTubeで知名度が上がりにくく、ファンが増えないのは、動画の長さによって手軽に視聴できない点があげられます。
これからの新規YouTuberの一生の課題でしょう。
元々YouTubeを視聴している人は自分の好みのYouTuberがおり、古参のYouTuberも多くいます。
ある程度認知されていないと見てくれない傾向にあり、知らないYouTuber動画はなかなか手を出してくれません。
YouTubeで動画を上げるには工程がたくさんあり、根本的に「継続できない」や「動画の編集が難しい」などで、クリエイターに問題があるのも多いです。
TikTokからYouTubeへ誘導させる方法
TikTokで有名になると、新たな挑戦としてYouTubeを開設し、誘導するクリエイターが多くいます。
せっかくTikTokで有名になったのに、YouTubeへの誘導がうまくいかずに視聴回数が伸びなかったということも。
どうやればうまくファンも誘導させられるのか、実際に開設していきましょう。
- YouTubeの予告動画をTikTokに投稿する
- TikTokの自己紹介欄にYouTubeのリンクを貼る
いずれはYouTubeで収入を得たいと思っている人は、ぜひご覧ください。
YouTubeの予告動画をTikTokに投稿する
YouTubeの動画を編集したあとに、TikTok用に短いPR動画を作りましょう。
YouTubeで投稿する動画のどこを抜き取って紹介するのが鍵で、動画の1番の見どころや気になる部分をちょい見せするなどの工夫が必要となります。
動画の最後に「続きはYouTubeで」などを入れておくと、興味が湧いて見に来てくれるでしょう。
この方法は有名なクリエイターはほとんど活用しており、手間はかかるかもしれませんが、効果は絶大。
実際に、人気のTikTokユーザーがどのような動画で誘導をしているか、視聴して勉強するのもいいでしょう。
TikTokの自己紹介欄にYouTubeのリンクを貼る
YouTubeチャンネルを開設したら、必ずTikTokの自己紹介欄にリンクを貼りましょう。
リンクを貼らなければ、気になって視聴しようと思った人がYouTubeで探す手間がかかり、その間に視聴者の興味が削がれてしまいます。
視聴回数を増やすためにも、忘れないようにしてください。
TikTokだけでなく、TwitterやインスタなどのSNSを利用していれば、そのリンクも貼るのが人気クリエイターに近づく第一歩です。
TikTokからYouTubeへ誘導させる際の注意点
TikTokにYouTubeの予告動画を乗せる時は必ず、TikTokのアプリ内で編集をするようにしましょう。
これは著作権の問題で、YouTubeで使用した曲がTikTokでは著作権侵害に当たる可能性があるからです。
手間が増えると感じるかもしれませんが、アカウントを凍結されないためにも注意しましょう。
その代わり、TikTokで編集したほうがYouTubeで投稿したものよりまた違ったテイストのものが作成が可能になり、逆に人気が出るケースもあります。
TikTokの編集は慣れると扱いやすいので、少しずつ頑張っていきましょう。
まとめ:TikTokとYouTubeは用途によって使い分けよう
今回は、TikTokとYoutubeの違い、TikTokからYouTubeにファンを誘導させる方法ついて紹介しました。
多くのファンを集められるのはTikTok、収益が見込めるのはYouTubeで、用途が違います。
まずは集客が見込めるTikTokを利用し、YouTubeに誘導させるのが主流のようです。
TikTokからYouTubeへの誘導方法も、手間ですが有効な方法なので、ぜひお試しください。