TikTokのインフルエンサーへの依頼方法や予算は?PR効果や3つの事例を紹介

この記事を読んでいるあなたは、

  • TikTokでインフルエンサーにPR投稿を依頼したい
  • インフルエンサーへの依頼費用の相場について知りたい
  • インフルエンサーへの依頼方法について知りたい

上記のように考えている方も多いと思います。

この記事では、TikTokでインフルエンサーにPR依頼をする際の方法や相場感、成功事例などについて紹介します。

目次

TikTokでのインフルエンサーマーケティングとは

TikTok インフルエンサーマーケティング 依頼

インフルエンサーマーケティングとは、SNS上で影響力のあるインフルエンサーに自社サービスをPRしてもらうマーケティング手法です。

SNSの普及により、個人ブランドを立ち上げるなどムーブメントを起こす人たちが増え、インフルエンサーを起用したマーケティングの需要が高まっています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模は2025年には700億円を越えると予想されており、盛り上がりは数値でも確認できます。

とくにTikTokでのインフルエンサーマーケティングは、10代から20代のユーザーに向けたアプローチとして、コスメ商品を扱うメーカーやアパレルブランドに活用されているマーケティング手法です。

若年層向けに商品やサービスを提供している企業の方は、TikTokを活用したインフルエンサーマーケティングの検討をおすすめします。

TikTokのインフルエンサーの分類

TikTokで活躍するインフルエンサーは、フォロワー数ごとに分類できます。

フォロワー数は、インフルエンサーの影響力を判断できる指標の一つです。

名称インフルエンサーマーケティングの効果フォロワー数
メガインフルエンサー自社サービスの爆発的な宣言・CVが可能100万人以上
ミドルインフルエンサー自社サービスの認知獲得からCVまで期待できる10万人以上
マイクロインフルエンサー分野に特化したインフルエンサーが多いため、自社商品・サービスと相性が良ければユーザー層にアプローチできる1万人以上
ナノインフルエンサー商品・サービスの相性次第でPR効果が期待できる1000人以上
ライトインフルエンサーTikTokユーザーの身近な存在として信頼性の高いPRが期待できる1000人以下

メガインフルエンサーに近づくほど人気の著名人になり、その影響力は凄まじいです。

反対にライトインフルエンサーに近づくほど、著名人だけではなく一般の方がさまざまな分野で活躍しています。

著名人と比べて、一般の方が親近感を感じられるのがメリットです。

そのため、ユーザーは積極的に「いいね」や「コメント」でアクションを起こす傾向あるため、それにともないエンゲージメント率が高まります。

つまり、インフルエンサーの種類によって、インフルエンサーマーケティングで期待できる効果が異なるのです。

TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うときは、インフルエンサーとの相性を確認し、依頼するべきかどうか検討しましょう。

TikTokインフルエンサーのPRで期待できる効果

TikTok インフルエンサー 依頼効果

TikTokのインフルエンサーへのPR投稿では、以下のような効果が期待できます。

  • 自社商品・サービスに興味関心のあるターゲットにアプローチできる
  • サービス・商品の認知拡大からコンバージョンまで期待できる
  • TikTok経由の売上拡大に繋がる
  • 広告よりユーザーから反応が得やすい
  • 口コミによる拡散が期待できる

それぞれ詳しく解説していきます。

得られる効果を確認したうえで、TikTokでインフルエンサーへ依頼するべきか検討しましょう。

自社商品・サービスに興味関心のあるターゲットにアプローチできる

インフルエンサーの影響力を活用したPR投稿により、自社商品・サービスのターゲットへの確度の高いアプローチが可能です。

TikTokのフォロワー数は、インフルエンサーのファンの数と同義です。

ファンはインフルエンサーの身につけている服や使用しているコスメに関心があるため、「自分も真似してみよう!」「このアイテムってどこのブランドだろう?」といった興味を持ち、リサーチに繋がります。

ファンとインフルエンサーの関係性を活用し、数万人の見込みターゲットに対して自社商品やサービスのアプローチが期待できます。

注意点として、依頼するインフルエンサーとの相性によってターゲットの反応が変わるため、選定は慎重に行いましょう。

サービス・商品の認知拡大からコンバージョンまで期待できる

TikTokではインフルエンサーの活用により、認知獲得に留まらず、コンバージョンまで期待できます。

インフルエンサーのファンは情報感度が高く、SNSで興味を持ったアイテムをすぐにインターネットでリサーチする傾向にあります。

インフルエンサーへの信頼から「この人が使っているんだから間違いない」という思考を持つため、リサーチ後の購入に繋がりやすいです。

また、TikTok上からすぐにリンクを踏んで商品詳細ページにも飛べるため、インフルエンサー経由の認知から購入までの導線を綺麗に設定できます。

TikTok経由の売上拡大に繋がる

自社でTikTokアカウントを運用し、見込み顧客であるフォロワーを獲得して商品をアピールすれば売上には繋がります。

ただ社内にTikTokのフォロワー獲得のノウハウやPRにおけるナレッジがない場合、時間とコストをかけたわりには費用対効果が見込みにくいです。

インフルエンサーを活用すれば、自社にTikTokアカウントを伸ばす手法がなくても、インフルエンサーのフォロワーに対して自社商品のPRと売上拡大が可能です。

TikTokに使用できる予算を確認し、TikTokでどのように売上をつくっていくか検討してみましょう。

広告よりユーザーから反応が得やすい

広告でのPRは一定の効果は見込めるものの、ユーザーはあくまで売ることが前提の広告として認識してしまいます。

頻繁に出てくる広告だとしつこさを感じてしまい、ブランド自体の心象にも影響を及ぼすリスクがあります

インフルエンサーのPR投稿では、自然な商品のアピールが可能です。

広告のような関連性のないものではなく、身近な存在であるインフルエンサーから商品を勧められるほうがユーザーからの反応が期待できます。

口コミによる拡散が期待できる

インフルエンサーの力を借りたPR投稿では、「〇〇さんがこの商品使ってた!」といったように、投稿を見たユーザーが商品を購入し、TikTok上でのUGC(ユーザー生成コンテンツ)が期待できます。

SNSでのバズりや口コミは、ブランドの認知拡大とコンバージョンに対して大きな影響力を持ちます。

ブランド側が意図的に口コミを創出するのは困難です。

ただインフルエンサーマーケティングでは、一定数のバズりや口コミが見込めます。

TikTokインフルエンサーにPR依頼をするデメリット

TikTok インフルエンサー 依頼 デメリット

インフルエンサーへのPR依頼にはデメリットも存在します。

PR投稿は、企業からPRを頼まれている事実を明示して実施しなければいけません。

この事実を隠して商品を宣伝した場合、フォロワーからステルスマーケティングだと疑われ、SNS上での炎上などのリスクがあります

またPR投稿を問題なくおこなっていても、インフルエンサー側の不祥事によって、ブランドの商品が飛び火を受ける可能性もあります

インフルエンサーマーケティングを実施する際は、インフルエンサーの影響力が及ぼす良い面と悪い面を再確認し、リスクを踏まえてうえで慎重に検討しましょう。

TikTokインフルエンサーへの依頼費用の相場

TikTok インフルエンサー 依頼 デメリット

TikTokでインフルエンサーにPRを依頼する際には、依頼費用をインフルエンサーに支払う必要があります。

依頼費用の内訳や相場について解説します。

  • TikTokのインフルエンサーマーケティングで発生する費用の内訳
  • 相場はフォロワー単価2円〜4円前後
  • 依頼費用の見積もり計算方法

それぞれみていきましょう。

TikTokのインフルエンサーマーケティングの費用内訳

TikTokでのインフルエンサーマーケティングでは、主に以下の費用が発生します。

  • インフルエンサーへの報酬
  • インフルエンサーにPRしてもらう商品の費用
  • 【撮影が必要な場合】交通費や宿泊費

インフルエンサーマーケティングで発生する費用の大部分を占めるのが、インフルエンサーのフォロワーに向けたPR投稿の報酬です。

インフルエンサーによって報酬が異なるため、事前に本人やインフルエンサーが所属する事務所に確認しましょう。

またインフルエンサーにPRしてもらう自社商品の費用も発生します。

インフルエンサーマーケティングでは、自社商品を無償でインフルエンサーに提供し、商品を実際に使用・着用してもらう流れが一般的です。

インフルエンサーに自社まで来ていただき現地で撮影が必要な場合は、交通費や宿泊費を支払うこともあります。

相場はフォロワー単価2円〜4円前後

基本的にはインフルエンサーへの依頼費用は、フォロワー数×単価で決まります。

単価はインフルエンサーによって異なりますが、2円〜4円が相場となっています。

またPR投稿の成果に応じた成果報酬型や、フォロワー数ではなく動画再生数によって単価が決められているインフルエンサーもいます。

フォロワー数が多くなればなるほど単価は高くなりますが、インフルエンサーや事務所によっては設定が大きく異なることもあるため、事前確認が重要です。

依頼費用の見積もり計算方法

インフルエンサーのフォロワー数が10万人で単価が3円〜4円と想定される場合、インフルエンサーマーケティングでかかる費用は、100,000人×3円~4円=300,000~400,000円で見込めます。

商品の提供費用を含めても、約50万円前後で収まると考えられます。

かかる費用に対して費用対効果がどれだけ見込めるか判断したうえで、インフルエンサーへの依頼を検討しましょう。

TikTokインフルエンサーへPRを依頼する方法

TikTok インフルエンサー 依頼方法

TikTokのインフルエンサーにPRを依頼する方法には、主に以下の手法があります。

  • DM(ダイレクトメッセージ)による直営業
  • インフルエンサープラットフォームの活用
  • 所属事務所への営業

それぞれ詳しく解説します。

DM(ダイレクトメッセージ)による直営業

TikTok上で気になったインフルエンサーを見つけ、直接DMでPR依頼を送る手法です。

事務所やプラットフォームを活用せずにインフルエンサーにアプローチできるため、以下のようなメリットがあります。

  • 中間マージンを支払わないため費用を抑えられる
  • やり取りがスムーズに進む

ただ間に事務所や業者が入らないと、企業の営業力のみでインフルエンサーに対してアプローチしなければいけません。

インフルエンサーが反応してくれる提案には、TikTokの知識はもちろん、さまざまな要素が企業側に求められます。

ノウハウがない企業は、プラットフォームの利用や事務所への依頼がおすすめです。

インフルエンサープラットフォームの活用

近年はSNSの普及により、インフルエンサーの影響力を借りて商品をPRしたい企業と、その影響力で売上を立てていきたいインフルエンサーをマッチングさせるプラットフォームが誕生しています。

インフルエンサープラットフォームでは、自社商品と相性の良いインフルエンサーとのマッチングや、マッチングしたインフルエンサーとのコミュニケーションが可能です。

一からTikTokでインフルエンサーを見つけだして営業するよりも、プラットフォーム上で複数のインフルエンサーを確認できるため手間を省けます。

プラットフォームによっては、親和性の高いインフルエンサーを推薦してくれるものもあります

利用料金は発生しますが、営業にかける時間やインフルエンサーとのマッチングの確実性を考えると、初めてインフルエンサーマーケティングをおこなう企業にはおすすめです。

所属事務所への営業

インフルエンサーが所属する事務所への営業では、以下のようなメリットがあります。

  • PR依頼を多く受けているため、実績からの効果的な提案を受けられる
  • インフルエンサーとの手続きの仲介に入ってもらえる
  • 複数のインフルエンサーから自社に合ったインフルエンサーを選定できる

所属事務所は複数の企業からインフルエンサーマーケティングの依頼を受けているため、実践経験も豊富で数値的なデータやノウハウを持っています。

企業と共同でPR投稿を成功させるために動いてくれるため、心強いパートナーになってくれます。

また直営業やプラットフォームとは異なり、インフルエンサーとの契約や手続きの仲介に入るため、トラブルの防止や手間を削減する観点からおすすめです。

ただ事務所の中には実績のない怪しいものもあります。

所属事務所に依頼する際の注意点として、事務所の実績や安全性をよくリサーチして検討しましょう

【TikTok】PR依頼の文章・DM例

TikTok インフルエンサー 依頼 DM

TikTokで直接DMを送り依頼する際は、以下のような文章の流れや内容で送るとインフルエンサーから好印象を受けます。

○○様

いつもお世話になっております。

■■株式会社の▲▲と申します。

この度は弊社商品の紹介で連絡させていただきました。

(商品URL)

○○様が発信されている投稿を拝見し、弊社が提供している商品と親和性があるのではないかと考えております。

そこで、ぜひ○○様に弊社の商品を紹介していただきたいと考えております。

報酬につきましては、1フォロワーあたり3円として、〇〇円で考えておりますが、ご相談も可能です。

こちらの商品は無料でお送りさせていただきます。

ご不明点がありましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。何卒ご検討のほど宜しくお願い致します。

DMで意識したいポイントとしては以下になります。

  • 企業名と名前を示し、何者か伝える
  • 失礼にあたらない丁寧な文章を意識する
  • なぜこのインフルエンサーに依頼したのか理由を記載する
  • PR投稿の内容を具体的に提示する

インフルエンサー目線に立ち、どのようなDMが届いたら返信したくなるか考え、DMによる直営業をおこないましょう。

また注意点として、以下のようなDMはインフルエンサーとのマッチングに繋がりにくくなるため避けましょう。

  • 企業情報が記載されていない
  • 依頼内容が具体的に提示されていない

自社が何者なのか記載されていないと、インフルエンサーマーケティングを装った詐欺だと勘違いされる場合があります。

企業サイトのリンクなど証明できるものを記載しておくと安心です。

また依頼内容が曖昧だと、人気のインフルエンサーの場合は既読スルーされる可能性もあります。

依頼する際は詳細に依頼内容を伝える工夫をしましょう。

TikTokインフルエンサーのPR依頼を成功させるポイント

TikTok インフルエンサー 依頼成功

DMでの直営業で意識したいポイントをお伝えしましたが、他にTikTokインフルエンサーへのPRで意識したい成功させるポイントを紹介します。

  • インフルエンサーマーケティングの目的・目標を明確にする
  • インフルエンサーと自社とのマッチング度合いを確認する
  • インフルエンサーのエンゲージメントに注目する
  • PR投稿ではPRの旨を記載する

依頼する前に事前に確認し、成功率を高めましょう。

インフルエンサーマーケティングの目的を明確にする

インフルエンサーマーケティングを実施する前に、目的を明確にしましょう。

例えば「TikTok経由で自社商品のコスメの売上を10万円達成する」という目的を設定した場合、そこからやらなくてはいけない作業が落とし込めます。

具体的には、コスメ系のPRと相性の良いインフルエンサーの選定や商品の選定などがあります。

目的が決まれば自然とTODOが明確になるため、これからインフルエンサーマーケティングを実施する企業は意識しましょう。

インフルエンサーと自社とのマッチング度合いを確認する

フォロワーが10万人のインフルエンサーとマッチングしPR投稿をおこなっても、見込んでいた効果が出るとは限りません。

例えばコスメ系の商品をPRしたいのに、ファッション系に強いインフルエンサーとマッチングしても、ターゲットがややずれているため効果が期待できません。

アピールしたいターゲット像を明確にし、それに合ったインフルエンサーの起用により費用対効果の高い結果が生まれます。

マッチング度合いは必ず確認しましょう。

インフルエンサーのエンゲージメントに注目する

フォロワー数は、インフルエンサーの影響力を表す指標の一つです。

ただフォロワーは購入できるため、フォロワー数だけを見てインフルエンサーを採用すると、費用対効果が見込めない可能性があります。

もっとも重要視したいのが、エンゲージメントです。

エンゲージメントはTikTok投稿に対するいいね数やコメント数などのフォロワーのアクションを指します。

フォロワーを買っていた場合はエンゲージメントが少ないため、エンゲージメントを確認し、アクティブなフォロワーがインフルエンサーについているか確認しましょう。

PR投稿ではPRの旨を記載する

インフルエンサーマーケティングでPR投稿を実施するときは、その投稿がPR投稿であることを明示しなくてはいけません。

PRのマークがついてないと、ステルスマーケティングだとユーザーから判断され、インフルエンサーだけでなく自社ブランドも炎上するリスクがあります。

大体的にPR投稿であることを示すと、他の広告と変わらないため、控えめにPRマークをつけておくのがおすすめです。

【カテゴリー別】TikTokインフルエンサーマーケティングの成功事例3選

TikTok インフルエンサー 依頼事例

インフルエンサーマーケティングを具体的にイメージするために、カテゴリー別の成功事例を紹介します。

  • 【飲食】サントリーホールディングス株式会社(ペプシJコーラ)
  • 【アパレル】ユニクロ(UT)
  • 【コスメ】株式会社グライド・エンタープライズ(ルルルン)

それぞれみていきましょう。

【飲食】サントリーホールディングス株式会社(ペプシJコーラ)

TikTokのインフルエンサーマーケティングの成功事例として注目されたのが、サントリーが発売する「ペプシJコーラ」の投稿です。

オリジナルの曲に合わせて有名人がダンスを踊るという特徴から、TikTokの特性と権威性が話題になり、若者を中心に1500万以上の視聴数を記録しました。

真似したくなるダンスはTikTokで拡散されやすいため、商品のPRにおいて認知や話題を獲得するための手法として成功したといえます。

【アパレル】ユニクロ(UT)

ユニクロは自社のTシャツブランドである「UT」の認知獲得のために、UTのグローバルインフルエンサーを選出するオーディションを実施しました。

応募方法は「#UTPlayYourWorld」という楽曲をTikTokで選んで、動画を撮影して投稿するというシンプルなものです。

結果、ユニクロファンを中心としたムーブメントがおき、2週間で動画投稿数が20万件を超え、UTの認知拡大に成功しました。

【コスメ】株式会社グライド・エンタープライズ(ルルルン)

ルルルンという化粧水を提供するグライド・エンタープライズがTikTokでインフルエンサーを起用し、ドラッグストアでの購入から家で使用する様子を音声と動画で紹介。

店頭で購入するアイデアを採用し、UGCの創出やTikTok上で話題感を演出しました。

その結果、#ルルルンというハッシュタグの総再生回数が約750万を突破し認知の拡大に成功しました。

TikTokのインフルエンサーに依頼する方法まとめ

TikTok インフルエンサー 依頼

今回は、TikTokでインフルエンサーにPR依頼をする際の方法や相場感、成功事例などについて紹介しました。

PR手法やインフルエンサーの種類はさまざまで、依頼費用の相場も大きく異なります。

自社にとってどんなインフルエンサーが適しているか検討し、今回紹介したポイントに注意してTikTokでインフルエンサーマーケティングを実践しましょう。